突き板とは、天然木などの木材を薄くそいだもの(単板）のことで、
柱、梁、巾木、敷居、鴨居等の加工木材や、建具枠、建具、家具、什器、カウンター、テーブル等様々なものの
表面化粧材として使用します。

天然木の持つ自然な美しい木目を活かした素材です。
当社の内装用加工木材では集成材を基材とし突き板をホットプレスで接着、塗装で仕上げ、
天然木の自然な木目を活かした製品を製作しております。→内装用加工木材のページへ

当社で取扱いの突き板は0.6〜0.7ミリの厚突きのものを使用。
厚突きの突き板を使用することにより高級感が増し、キズにも強くなります。
基材に集成材を使用し接着しておりますので、無垢材に比べ反りも非常に少なく、
突き板を使用することで、無垢材で取り扱うことが難しい高価な材料も利用することができるので、
非常に利点の多い素材です。

突き板の切削工程としては、始めに丸太の原木を薄くスライスすることから始まります。

機械を使用し適切な幅のシート状にカットします。

そして、シート状に薄くした突き板を一度脱色し・色が均一になるように染色の調整を行い、乾燥。

次に節やヤニなどの欠点を取り除きます。

成型し重ね合わせます。

そして仕上がった突き板を美しく木目が出る最適な方向に合わせて所定の厚みに薄くスライスし
突き板の仕上りになります。

Ｈａｌｆｒotary Cutting

Flat Cutting

False Cutting

True Quarter Cutting

当社では世界中から、独自のルートを用い突き板を輸入しております。
通常0.3ミリほどの薄突きのものが使用されていますが、
当社取扱いの突き板は0.6〜0.7ミリの厚突きになります。
木目が美しく高級感が増し、キズもつきにくくなりますので、大変喜ばれております。